アトピー性皮膚炎

~患者個人でもできる対処や心得~

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アトピー持ちは掃除が好きで得意なのが理想。部屋はできるだけ物を置かずに床は掃除がし易いように空いているのがいい。いつでもすぐに使えるように掃除機は手に届く場所に置いておく。掻く時は爪で搔かずに専用の用具を使い、かさぶたを取りたくなる衝動は否定し、癖は無くすよう努力。

アトピー人はよく掻くので部屋には皮膚片が散らばっている傾向があります。初夏となり気温も暖かくなってきていて虫が湧く時期に入りました。皮膚片をエサとするダニ類の増殖を軽減する為にもここらで部屋を掃除しましょう。

【アトピー治癒のヒント】ある一部のアトピー肌が気になっている時には、別の部分のアトピー肌が治ってきれいな肌になる事がある。気になるところを掻いていて他の部分を掻く頻度が減った為、その部分の肌が治り、きれいになったのでは?

【アトピーの不思議】肌がきれいになって治ると痒くなって掻いて悪くしてしまうのは何故なのだろう?

アトピー性皮膚炎患者におススメしたいのが吸汗速乾シャツです。汗をすぐに吸って体温だけで蒸散させるので、汗をかいただけ体が冷やされ、冷やし過ぎや熱の持ち過ぎがありません。同時に、ポリエステルでできているので、掻いて出血して染み込んでも洗ったり漂白洗剤に漬けておけばすぐに真っ白になります。価格も安くて500円程度。作業着店やホームセンターで販売されています。(2015/08/10 )

■古い家屋に住んでいる方。アトピーの原因は部屋の物あふれ → ネズミの居着き → ダニの増加だったのでは?説 ─── 気が付けば、生まれ育った我家は使わないもので部屋が溢れ返っている状態に。こうなると掃除がし辛くなります。そんなある日、一匹のネズミが部屋に入り込みます。留守や夜間など静かになると食べ物を狙って出てきては悪さをし、そこかしこに糞を撒き散らします。ネズミの糞自体はすぐ乾燥して虫の発生源にはならない?ようですが、罠をしかけてネズミを退治してもその糞や臭いと環境がまた別のネズミを呼び寄せ、もう何年も開けたり掃除した事のない場所に巣を作ります。巣では多分、出産が行われ、その際の産物がダニなどの目に見えない虫を発生させてはいまいか?夜寝ていて足や腕を微細な虫が登ってくる感触がした経験のある人は要注意かも知れません。我家では夜間や人がいない時にネズミが悪さをするようになり、天井裏では運動会が開かれるようになりました。これって家が建ってから次第にそうなってきたわけで、思えば自分自身のアトピー体験に合致するような気がします。(2015/07/14 )

アトピーや患部を忘れる瞬間の無い生活になってはいませんか?それらの事を一瞬でも多く忘れられるような日々を送る事も大切なようです。(2015/07/31)


寒い乾燥する時期には肌表面が乾燥して微細なひび割れが生じる事による痒みに、ジメジメした梅雨の季節頃からは、部屋に落ちた瘡蓋(かさぶた)やフケなどの皮膚片などをエサに増える微細なダニの発生に注意です。就寝中に何か埃のようなものが体に登ってくる感触がしたら要注意。部屋は掃除し易いようなモノの配置にし、体は皮膚の油をとり過ぎないよう、洗い過ぎないようにしましょう。


肌を大切にしましょう。皮膚を傷付けない事カサブタを無理に取らない事掻くクセ、瘡蓋を取るクセを付けない事。古い皮膚の下から新しいきれいな皮膚が自然に出てくるのを一つの楽しみにしましょう。掻く時は皮膚を傷めないような掻き方を研究工夫しましょう。


痒くもないのに掻く癖がついていませんか?瘡蓋を見つけると剥がし取りたい欲求に駆られてはいませんか?体は常に治癒に努めています。患者本人の行為が体の自然な治癒を阻んでしまっては治癒も完治も却って遅れるでしょう。掻く癖(クセ)を無くすよう、努力しましょう。薬だけに頼ってもいけません。

はじめに

さしたる深い研究には至っていませんが、30年以上ものアトピー性皮膚炎体験と、極端にオタク的なレベルにまではタッチしていない者として、自身の体験と考察をネットに置いておきます。 実体験者である患者と医療事情に詳しい医師とがお互いの長所を活かしてこの病症を治癒できたら理想的です。

発症の頃

中学生の頃、肘(ひじ)や膝(ひざ)の関節の後(内側)の部分に発疹(?)ができるようになる。発疹は掻いた結果だが、では何故掻くようになったのかというと痒かったから。その後、額にも痒みを感じるようになったが、この年代にはよくあるアセモやニキビだろうと思っていた。

現在までの経緯と体験

中学・高校生の頃が最も酷かった。体育の授業で汗をかいた時は大変辛く、汗をかきながら顔を掻ていた為、授業後には顔が真っ赤になっていたらしく、面と向かった女子に『気持ち悪い』と言われ、人前に出るのを躊躇うようになった。家で勉強中には頭皮に大きな瘡蓋ができるようになり、これをいじくって取り除かないと気が済まないようになり、その後は痒くなくても掻く『癖』も持つように。高校生から20歳くらいまでを最悪のピークに、「出来るだけ掻かない努力」の甲斐もあってか、徐々に軽くなっていった。現在でもアトピーの気はなくならず、常に原因と対策を(ユルくながら)実践している。

症状 - どうなるのか?

蚊に刺された時と同様に体が痒くなるので掻くが、掻いても掻いても痒みが無くならないのでずっと掻き続け、ベタベタしてきたのに気付いて患部を見ると出血しているので掻くのを止める。

掻くとどうなるか

掻くと皮膚の表面を破るので、カサブタをつくる粘液が出てきてベタベタとし出す。粘液は次第に乾いていくが、その途中で痒くなると乾きかけた粘液ごとまた掻き取ってしまう。乾いたとしても、今度は皮膚が突っ張るので感触が悪い。

アトピーの長期的サイクル

痒くなる → 掻く → 痒みが止まらないのでずっと掻いていると肌が荒れる → 掻くのを最低限に抑え医師処方の塗り薬を塗る → 改善する → 一時的に治る → 最初に戻る

考察

何がおかしいのか?
痒ければ掻くのは自然な事。よって、アトピーのおかしな点は、掻いても掻いても痒みが止まらない点だと思う。
精神的影響
掻いた直後から治りかけるまでの1~2日の患部は見た目から痛々しく、これが顔に発症した場合は他人に見られたくないとの思いから人前や屋外に出る事が躊躇われるようになる。その結果、他人との交流についての技能が身に付かない可能性があるでしょう。

アトピー性皮膚炎の原因 - どうしてこうなるの?

以前は、精神的ストレスといった良くわからない表現しかできなかったが、今は・・・

そして、意外と思うかも知れないが、

と思えている。いずれにせよ、掻いても掻いても痒みが止まらないのが原因というのは確実。清潔にし過ぎる潔癖傾向や、部屋がゴミゴミしてくる住環境というのが原因だと思う。

アトピー性皮膚炎の治し方 - どうしたらいい?

体は洗い過ぎない
冬場は空気が乾燥して肌の表面も乾燥し易く、肌が乾燥して小さく割れる事で痒みとして感じるので、肌表面の脂分が無くなるほどには洗わない。実は皮膚の脂は肌の湿度を保つ働きをしているというもので、石鹸は使っても良いが、この脂が完全に失われるほどゴシゴシとは洗い過ぎない。皮膚を壊さないように心掛け、体を洗うといっても肌表面に脂分がちょっと残るくらいが適当。
部屋と寝具は清潔に
特に就寝環境はアトピー治療のカギ。気温が温かくなり湿気の多い梅雨時から温かい季節には、目には見え難いような微細なダニが多く発生し、就寝中に体に登ってきてそれが痒く感じられる事がある。目に見えなくてもダニはどんな部屋にも居るとの事。
極力ストレスを負わない・溜めない
ストレスは過敏反応や投げやりの元。普通感覚を心掛ける。
掻く事を癖にしない
当初は痒さから掻いていた行為が、長年やっていると痒くもないのに掻く『癖』になったり、瘡蓋(かさぶた)を見ると取り除かないと気が済まないといったような『心の形』になってしまう。心理的なものなので、こればかりは自分で気を付ける事で治すしかないでしょう。
瘡蓋(かさぶた)を無理に取らない
瘡蓋があるだけで気になるようにもなるだろうが、無理に取ると傷口の修復がまた最初からやり直しになるので、もしどうしてもというなら、風呂に入ってふやかしてから擦る(なする)ようにして取るのがオススメ。その時に取れない瘡蓋は「只今、下の皮膚を製造治療中」なので、やはり無理には取らず、今度は乾いて収縮させて自然に取れるのを待つ。皮膚の皮が張っているのは表面の古い皮が収縮しているからで、その下に新しい皮膚ができたらポロッと取れるでしょう。特に、頭皮の瘡蓋はこの「ふやかし」と「収縮」で自然に取れたら理想的。
いっぱい汗をかこう
痒くなることを恐れて汗をかかない生活をしていると肌・皮膚の新陳代謝が滞るようです。アトピーが最も痒くなるのは【ちょっとだけ】汗をかいたところ。いっぱい汗をかくとそこは通過し、ガサガサになった死んだ皮膚を蒸らして取れ易くして、その下の新しい皮膚を表に出してくれます。皮膚が新しくなってきれいになる事を良しとしましょう。
薬を塗るなら・・・
医師に処方された塗り薬を塗る場合は、やはり風呂で体を洗って冷えて汗が出なくなった頃がよいでしょう。

もし悪化させてしまったら - アトピー性皮膚炎の治療法

就寝中が最も効果的なので、一日の終わりに風呂に入り、塗り薬が効果的に効くように塗って、よく寝られるように飲み薬を飲んで寝ましょう。

1.風呂に入って全身の肌をふやかす。
痒みに熱いのが気持ちイイが、ぬるま湯で長目の時間でも良いでしょう。
2.肌を傷付けない程度に患部を含め体を洗う。
石鹸タオルで充分ですが、痒みをアカスリでこするのが気持ちイイんですよね。よって、アカスリを否定まではしませんが、昔の江戸っ子気質な人のように「ゴシゴシこすれや!痛くも痒くもねえ!!」なんて話はもはやアトピー患者には良くない話です。
3.風呂から上がったら、体(皮膚)が乾かない内に塗り薬を塗る。
薄くて結構。まだ肌に残る水分や汗と混ざって伸ばし易いでしょう。体は、特に冬場は急速に乾いていくので、薬の塗布はテキパキと。寒い時期には固まって塗り辛いので、風呂に入る直前に電気ポットの上等の「ぬるい場所」に置くなどしておくと柔らかくなって塗り易くなります。
4.飲み薬を飲んで寝る。
医師が処方する飲み薬はたぶん睡眠薬の類でしょう。痒みを忘れてグッスリ眠る事でストレス減少を意図した処方だと思います。
5.頭皮の荒れは・・・
頭の中=髪の毛の中=頭皮の荒れは、掻きたければ櫛の頭皮に当たる部分が丸い球になっている櫛でとかすように掻く。塗り薬を塗るには、一度髪の毛を剃って付けるのが最も効果的だろうが、無理ならば水で薄めて目薬の容器のようなものに入れて直接頭皮の患部に垂らす方法しかないでしょう。いずれにせよ、掻くクセを付けない事カサブタは無理に取らない事肌を痛めない事は大切。

アトピー性皮膚炎の薬

これが私が医師から処方され、長年使っている塗り薬(外用薬)です。写真は緑色の軟膏(なんこう)ですが、青色のクリームのタイプも貰っていた事があります。軟膏はクリームに比べて粘りがあり、塗った後にねば付く感触がして不快なので就寝前に使い、日中の使用には比較的さらっとしているクリームタイプを使うのが適しているようです。

マイザー軟膏0.05% 5g
マイザー軟膏0.05% 5g:粘つき感があるので、活動する日中より夜の就寝前に使う。

こんな方を見掛けました

駅のホームで電車待ちをしていた時の事です。ホームのむこうから一人の男性が両手で顔をパチパチと叩きながら歩いて来るのを見掛けました。
「ひょっとして、アトピーでは?」と思いました。何故なら、私も同じ経験があるからです。
その方はたぶん、顔が痒かったのだと思います。しかし、アトピー歴も相当に長いのでしょう。本来はツメでも立てて掻くところですが、それをやると顔の皮膚が破れて荒れ果て、知らない人が見ると驚くような顔になってしまうので、それを避ける為にパチパチと叩いて痒さと戦っていたのだと思います。これならば顔の皮膚をボロボロにせずに済むからです。

しかし、叩く方法も短所があるというもので、むくみます。腫れると言うべきでしょうか。叩くと傷はつけずに済みますが、弱冠膨らんできます。これを経験して私が購入したのが、小さな亀の子束子(タワシ)です。安いところでは一つ100円で売られている小さなもので、この繊維を幹部に刺すようにして使います。自然素材なので使っている内に柔らかくもなってきて刺激が気持ち良いです。また、ツメで掻くよりは肌のダメージが弱いように思います。

注意 - 健康食品業者には気を付けろ

『アトピーに効く』を謳う健康食品系の商品があるが、仮にその摂取で良くなったとしても、本当にその商品の効果なのかはかなり怪しい。今までその商品のお陰・効果だと思った事はまず無い。新聞広告などで知り、問い合わせなどで住所などを知らせたりすると営業マンが自宅にまで訪ねて来る事もある。営業マンは販売の為の話術を心得ており、自宅では第三者も居ないことから、患者本人の切実な思いにつけ込む形で高額なものを1年分といった数量で売りつける結果になる。例えば、アトピーに効くと謳っていたクロレラがアトピーの治療効果があるとは今現在全く思わない。

医師に対する不満と要望

アトピー性皮膚炎は残念ながら長い付き合いになりそうな気がしています。完治は可能のような不可のような印象です。しかし勿論、完治すべく考察の日々ですが、医師の診療を受けた際に感じた不満があります。

説明がほとんど無い
何故その診察方法を採るのかよくわからない診察行為を受けた事があります。何故、皮膚表面の疾患の治療に腹や下腹を指で押す内蔵診察行為が必要なのでしょう?その行為でアトピー治療に役立つ何がわかるのでしょうか?話も説明も解説もありません。『舌を出してください』と言われて出したところ、『ああ・・・』の一言。正常なのでしょうか?異常なのでしょうか?赤いのでしょうか?白いのでしょうか?ひょっとして、患者に知恵つけさせないようになどしていませんか?意図して患者に感想を言わないようにしているのだとしたらその医師には人間的な性格の悪さと不信感を覚えます。
薬の説明が無い
どうしてその薬を処方したのか?その薬を処方した意味の説明が無い。どの薬で何をして、その他の薬でどうしようとしての策なのか、説明が無い。処方された患者は訳も分からずに言われた通りに事務的に飲むだけ。ここでも、患者に(医師にとって)余計な知識をつけさせないようになどしていませんか?
医師への要望
確かに患者は一般人なので医療知識については医師には到底及ばないでしょう。しかし、病症が治らない内は24時間365日その病症と一体で付き合っています。『一体』なので痛みも痒みも不快感も直接伝わり常に感じています。これは『別体』である医師には有り得ない事。患者は自然とその病症について経験を積んでいくでしょう。その病症については医師よりも実体験者です。よって、医療の専門知識を持たぬからといって頭ごなしの素人扱いは不適でしょう。逆にいろいろと聞いて尋ねてその実体験を出来るだけ多く引き出し、その対策に専門知識を活用してください。何年もかけて専門知識を培ってきた医師と、その病症の実体験者である患者がお互いに長所を活かして病症に対処し、完治に繋げられたら理想的と思います。

アトピー性皮膚炎Q&A

アトピー、治りかけだが掻いてしまうくせをどうしたらよい?
そうなんですよね、治りかけがまた痒くなるんです。対策ですが、①柔らかくした小さなタワシを刺すように使う(こすらない)。一時的な処置です。②過敏な?自身の感覚が治った=普通に戻ったのが特種or普通でないと自身を反省し、普通感覚に戻す為に意識して我慢・忍耐する。つまり、長年かけて特殊な部類になった自身の感覚こそを異常と認め、一般感覚に戻すべきでは?と考えるのです。③アトピー性皮膚炎を忘れるくらいの働きや行動に没頭する。アトピーを忘れた瞬間の記憶はありませんか?そういう行動に身を埋めましょう。